不動産はどう分与するのか?
ご夫婦の持ち家などの不動産は、およその金額がわからないと分割しにくいと思いますが、不動産屋さんに実勢価格を問い合わせてみたり、納税通知書の固定資産評価額を参考にしたり、場合によっては不動産鑑定を行うなどして、双方の納得できる方法で算定すれば良いと思います。
そして実際の分割ですが、不動産を売却してその代金をわけることができるならそれが最も公平かもしれません。しかし離婚後も一方がその住宅に住み続ける場合、相手の持分相当に見合った金銭等を支払う必要がでてきます。とはいえ現実にそれだけのものを一度に用意することは困難な場合が多いので、そういう時は分割で支払っていく契約を結ぶのも一つの方法です。
住宅ローンのある不動産の財産分与
財産分与により住み続けようとする住宅に、負債(住宅ローン)があれば考えるべき問題は多くあります。
・誰が住み続け、誰がローンを返済するのか?
・その不動産の名義は一方の単独名義なのか共有名義なのか?
・住宅ローンの債務者は単独なのか夫婦の連帯債務なのか?
・ローン契約の約款にはどうのようなことが記されているのか?
・住み続ける方にどのくらいの経済力があるのか?
・住宅ローンが滞らない何か確約があるのか? など
このようなことを検討した上で、住宅ローン契約交わしている金融機関などを意識した財産分与と善後策が必要になろうかと思われます。
